2009年2月28日星期六

金持ち父さん、貧乏父さん ノート3

RICH DAD ,POOR DAD

金持ち父さん、貧乏父さん

ロバートキヨサキ + シャロンレクター

 

◆実践その一:まず五つの障害を乗り越えよう

1、恐怖心:お金を失うことに対する恐怖心

2、臆病風:悪いほうにばかり考えて臆病になる

3、怠け心:忙しいことを理由に怠ける

4、悪い習慣:自分への支払を後回しにする悪い習慣

5、傲慢さ:無知を隠すために傲慢になる

 

◆実践その二:スタートを切るための十のステップ

1、強い目的意識を持つ――精神の力

2、毎日自分で道を選ぶ――選択する力

3、友人を慎重に選ぶ――協力の力

4、新しいやり方を次々と仕入れる――速習の力

5、自分に対する支払をまずまずすませる――自制の力

自分自身のビジネスを始めるために必要な管理能力のうち、最も大切な能力は次の三つだ。

1)、キャッシュフローの管理

2)、人の管理

3)、自分の時間の管理

6、プローカーにたっぷり払う――忠告の力

7、もとはかならず取り戻す――ただでなにかを手に入れる力

8、ぜいたく品は資産に買わせる――焦点を絞ることの力

9、ヒーローを持つ――神話の力

10、教えることで得る――与えることの力

 

◆実践その三:具体的な行動を始めるためのヒント

1、いまやっていることをやめる

2、新しいアイディアをさがす

3、自分がやりたいと思っていることをすでにやり遂げた人を見つける

4、講座に出席する、自習用のテープを買う

5、オファー(買付申込)をたくさんする

6、ジョギング、ウオーキング、ドライブをする

7、将来の価値を見極める

8、株式を「バーゲン」で買う

9、適切な場所でさがす

10、買い手を見つけてから売り手をさがす

11、歴史から学ぶ

金持ち父さん、貧乏父さん ノート2

RICH DAD ,POOR DAD

金持ち父さん、貧乏父さん

ロバートキヨサキ + シャロンレクター

 

◆ファイナンシャル・インテリジェンス

1、会計力(ファイナンシャル:リテラシー)

2、投資力(投資とは「お金がお金を作る科学」だ)

3、市場の理解力(これは需要と供給の科学だ)

4、法律力(税法会計、投資、市場に関する専門知識のまわりを「会社」という殻で包むと、資産を大幅に増やすのに役立つ。)

 

◆ファイナンシャル・インテリジェンス2

1、会計力:ファイナンシャル:リテラシー、(お金に関する読み書き能力)。数字を読む力

2、投資力:投資(お金がお金を作る科学)を理解し、戦略を立てる力。

3、市場の理解力:需要と供給の関係を理解し、チャンスをつかむ力。

4、法律力:会計や会社に関する法律、国や自治体の法律に精通していること。合法的にゲームをするのが一番だ。

 

◆会社を持っている金持ちは

1、稼ぐ

2、お金を使う

3、税金を払う

 

◆会社のために働いている人々は

1、稼ぐ

2、税金を払う

3、お金を使う

 

◆プロの投資家(二番目のタイプの投資家):三つの技術を伸ばす。

1、ほかの人が見過ごすチャンスを見つける技術。

2、資金を集める技術。

3、頭のいい人間を集めて組織する技術。

 

◆マネージメントに関してよく言われる言葉の中には、このほかにもひどいものがある。それは:

「従業員は首にならない程度に一生懸命働き、経営者は従業員が辞めない程度に給料を与える」。

 

2009年2月25日星期三

金持ち父さん、貧乏父さん ノート1

RICH DAD ,POOR DAD

金持ち父さん、貧乏父さん

ロバート・キヨサキ + シャロン・レクター

 

◆頭の中の考えがその人の人生を作る

◆破産は一時的な状態にすぎないが、貧乏はずっと続く。

◆お金のために働くのではなくお金を自分のために働かせるにはどうしたらよいかを学ぶ。

◆資産・負債

 資産は私のポケットにお金を入れてくれる

 負債は私のポケットからお金をとっていく

 

◆金持ち父さんの六つの教え

1、金持ちはお金のために働かない

2、お金の流れの読み方を学ぶ

3、自分のビジネスを持つ

4、会社を作って節税する

5、金持ちはお金を作り出す

6、お金のためではなく学ぶために働く

 

◆金持ちは資産を買う

貧乏人の家計は支出ばかり

中流の人間は資産と思って負債を買う

 

◆本当の資産とは何か?

1、自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス。

(もし、自分がその場にいて働かなければならないのならば、それはビジネスとは言えない。自分の仕事だ)

2、株

3、債券

4、投資信託

5、収入を生む不動産

6、手形、借用証書

7、音楽・書籍などの著作権、特許権

8、その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある部品など

 

◆持ち家は資産でも投資でもなく「負債」

1、ほとんどの人は完全には自分のものにならない家のために一生お金を払い続ける。

2、たとえ住宅ローンの返済の利子分を所得税の対象の所得から控除するこきたとしても、そのほかの経費は税金をとられたあとの収入から支払わなければならない。たとえローンを支払い終わったところで、その経費はかわらない。

3、固定資産税もばかにならない。

4、家の価値はつねに上がるとはかぎらない。

5、持ち家を所有することにともなう「損失」の中で最大のものは、それによって大切なチャンスが失われうのも、家にかかるお金が支出としてどんどん出て行く一方で、資産の欄には何も貯まらないからだ。

 

◆この5番目の「損失」についても少し説明しましょう。

1、時間を失う。ほかの「本当の資産」に投資していれば、ローンをせっせと返しているあいだにその価値が上がったかもしれない。

2、投資にまわせるはずの資本が減る。家をかったことによって、それからずっと払い続けなければならなくなる高い維持費は、本当ならほかの投資に回すことができたはずのお金だ。

3、教育を受ける機会を失う。

 

◆会社に勤めていて持ち家を持っている人が「働いている」という場合、それは簡単に言うと次の三つのことを意味している。

1、他人のために働く

2、政府のために働く

3、銀行のために働く

 

◆鏡を見て己を知る。「三つの力―刀と玉と鏡の力」

1、刀は武器の力を象徴している。

2、玉はお金の力を象徴している。

3、鏡は己を知ることの力を象徴している。

 

 

2009年2月18日星期三

あきれる

[あきれる] 中級から学ぶ

 毎日利用する電車は、日本人を知るのにちょうどよい教室のようなものです。日本に来たばかりのころは、朝の満員電車にどうして我慢できるのだろうかと不思議でたまらなかったし、夜は、お酒のにおいをさせて座席で寝っているサラリーマンを見て驚いたこともありました。

 この間は、きれいに化粧した若い母親が二人、三、四歳の子供を連れて乗ってきました1。子供たちは「ここ、ここ」と大声を出しながら席を取り、靴を脱ぐとすぐ、いすの上で騒ぎ始めました2。母親たちは時々「やめなさい」とか「だめよ、じっとしてなさい」と注意するのですが、本当にやめさせようという気持ちはなさそうで、自分たちも話に夢中です3。子供たちが騒ぎすぎてうるさくなると、かばんの中からお菓子やジュースを出してやります4。子供たちはそのときだけちょっと大人しくなりますが、空き缶や紙くずは片付きません。母親たちは、一生懸命話を続けています。途中で大きい荷物を持って乗ってきたお年寄りがいたのに、立とうともしないので、あきれてしまいました。

 このように、日本の若い母親の中には時々子供のような人もいます。日本に来る前は、日本人は親切で礼儀ただしいと聞いていましたが、本当にそうなのでしょうか。私は日本が大好きですから、こんな母親や、こんな母親に育てられている子供たちを見ると、ちょっと心配になってくるのです。

問題:12は過去形、34はデス、マス形、統一されてないでしょうか?

2009年2月17日星期二

わかりあう

15課 [わかりあう] 「中級から学ぶ」

 

「旅の恥はかき捨て」ということわざがある。旅に出たら少々のことは許されるという意味だ。昔の日本では旅に出ることは非常に困難なことだった。多くの人は生まれた土地を離れられず、死ぬまで限られた所に住み、その上、厳しい上下関係の中で生きていた。旅はその定められた枠出られる、ただ一つの機会だったわけだ。それで、旅に出たら少しぐらいの自由は許されてもよいと考えたのだろう。

 無礼講という言葉もある。古くから使われている表現で、現在でも「今日は無礼講で」と言われれば、会議の席でも個人的な集まりでも、そのときだけは相手は自分より目上か目下かなどを忘れ、少しぐらいの失礼があっても気にせず自分の意見を述べることができる。しかしこのときが過ぎれば、また厳しい上下関係に戻らなければならない。しっかりと決められた社会の枠が長く壊れずに続いてきたのは、無礼講のような息抜きがこれを支えてきたからなのだろう。

 現代の日本では、社会全体としての上下関係はほとんどなくなったように見える。とはいうものの、昔とはまた違った集団の秩序がしっかりと出来上がっている。その一つが会社である。会社のなかでは相変わらず社長、部長、課長、平社員という身分にしたがって縦の関係が厳しく守られ、それを乱そうとする者はあまりいない。ところが会社とかかわりのある人間関係は気にかけるのに、それ以外の人に対しては無関心であることも多い。電車の中で、お年寄りが立っていても気付かないふりをしておきながら、会社の上司や取引先の人が乗ってくると、慌てて席を譲ったりすることさえある。このような態度は「ウチ」と「ソト」という関係から説明できる。自分の属している会社、自分の利益に直接かかわるグループを「ウチ」といい、「ウチ」の者に対しては規律正しくその秩序を守るようにする。一方、「ソト」に対しては「ウチ」に対するほどの関心を持たない。

 外国人のことをよく「外人」というが、これもやはり同じような意識から出た言葉だろう。何年日本に住んでいようと、日本人より日本的であろうと、いつまでも「外人」圧かされるという嘆きを聞いたことがある。「日本人は確かに大変丁寧だが、ただしそれはお客様に対する丁寧さであることは明らかで、自分たちの社会に受け入れて、理解し合おうとは、決してしてくれない」という嘆きだ。「よそ者」というわけである。このように「ソト」の者をなかなか「ウチ」へいれようとしないのは、そうすることでしっかり作り上げられた「ウチ」社会を壊すまいとしているからなのだろう。

 これは日本だけのことだろうか。

 


2009年2月15日星期日

先週の日曜日 V1

物事の前後関係:あなたはこの前の日曜日にどんなことをしたか。[〜ながら][〜てから][〜たあと(で)]などの表現を使って書きなさい。

 

先週の日曜日

 

朝霞台に来て以来、毎週の日曜日に晩御飯を食べてから、新座の日本語クラブへ勉強に行くようになった。

冬に朝起きるのは、辛いだと思う。寒いから、布団から離れたくない。起きたら、ほぼ12時になった。コンピューターを立ち上げ、音楽を流した後で、お昼の準備が始まった。先週の日曜日のお昼は何を食べたのかを忘れてしまったが、とにかく、食べ終わったら、午後2時になった。日曜日は本当に短いだと思っていた。

最近、日本語クラブで作文を勉強することになった。日本語クラブで作文のテーマを決めてから、宿題として次週の日本語クラブで先生に修正してもらう。だから、日本語クラブへ行く前に、作文を完成しなければならない。先週のテーマは「子供時代の家」だった。

日本語クラブへ出かける前に、やっと「子供時代の家」を完成した。日本語クラブに着いたら、松本先生とアイダさんもそこにいた。そして、授業が始まった。まずは、みんなでアイダさんの作文から修正した後に、私の作文も修正した。そのあと、物事の前後関係という作文技術を勉強した。最後に、宿題を決まった。——「先週の日曜日」

20時に日本語クラブの勉強が終わったあとで、家に帰った。テレビを見ながら、修正した文書を整理した。時計を見たら、12時半なった。先週の日曜日はそういうふうに過ごした。短いだけど、充実だった。

2009年2月14日星期六

物事の前後関係

作文技術:

時間の前後関係:まず・次に・そのあと・最後に

              [〜している]あいだ [〜し]ながら

              [〜する]前(に) [〜した]あと(で)

              [〜して]から [〜し]たら

              そのあと(で)〜  その前(に)から〜

              [〜し]ないうちに   〜までに

その他の重要表現:

[開始時点] 〜て以来

[変化] (動詞)ようになる

[意思・意図]〜つもりだ  〜(よ)うと思う

[予定]〜ことになっている

[推測]〜はずだ

[以外な展開]ところが、〜

 

やんさんの日記から(1

426日(土) 朝から雨

 日本に来て以来、ジョギングをし、シャワーを浴びてから出かけるようになった。いつもは朝ご飯を食べる時間がないことが多いが、日曜日だけはシャワーのあとで音楽を聞きながらゆっくり時間をかけて食事をする。

 明日の日曜日は佐藤さんと田中さんと三人で映画を見るつもりだ。映画は3時半からで、3時に新宿で待ち合わせることになっている。駅から歩いて15分ぐらいの所なので、コマーシャルが始まらないうちに着けるだろう。出かける前に掃除も洗濯もやっておくつもりだ。映画が終わったら、次に田中さんの部屋でパーティーをすることになっている。佐藤さんは明日までに旅行の手続きをしなければならないそうなので、佐藤さんが旅行会社で手続きをしているあいだ、田中さんと私は喫茶店でコーヒーでも飲みながらしばらく待つつもりだ。パーティーは7時ごろに始まるだろう。遅くとも10時までに帰ろうと思う

 

やんさんの日記から(2

520日(火) 曇りのち晴れ

 先々週の木曜日にウランポンさんから「来週の日曜日にいっしょに映画を見て、そのあと、タイ料理を食べましょう」という電話があった。最近は二人とも忙しかったので、本当に久しぶりのデートだった。

 三日後の日曜日に約束の飯田橋に行ったが、ウランポンさんは30分待っても来なかった。結局、映画はあきらめて、友たちへの誕生日のプレゼントを買ってから家に帰った。待っているあいだ、ずっと立っていたから足が痛くなってしまったと電話で文句を言ったら、「来週の日曜日」というのは、その一週間あとの日曜日のことだと言われた。

  次の日曜日、途中で本屋に寄って辞書を買ったあとで、飯田橋でウランポンさんを待った。ところが、今度も30分待ったのにこない。待っているあいだにだんだん心配になってきたので、電話をかけてみたら、お姉さんが「板橋の駅で待ち合わせだと言って出かけましたよ」と言ったので、びっくりした。「いたばし」を「いいだばし」と聞き間違えてしまたのだ。急いで板橋に行った。ウランポンさんは私が来るまで1時間も待ったと言った。

 二人ともすっかり疲れて、おなかもすいていたので、タイ料理を食べてから映画を見ることにした。日本語もデートも、本当に大変だと思った。

 

2009年2月8日星期日

子供時代の家 V2集後

子供時代の家

200928

ナンサ、中国東北部に山に囲まれ小さな町で。「赤松の故郷」と呼ばれてところです。子供時代から、僕はこの町で幼稚園、小学校、中学校、高等学校時代を経て、ほぼ20年の歳月を暮らした。家はこの町の中心、駅から徒歩10分、区役所から徒歩10分、とても便利な所でした。ただし、僕の家は、マンションではな、一戸建てはなかった。

 僕の家は、ある横町のコーナーにあった。その横町には、20世帯の家は繋がっていて、各世帯が自分の庭を持っていた。僕の家は、一番大きい庭があり、その庭のなかに、高い煙突があった。なぜか、僕にも理解できなかった。確かに、高い煙突があって、僕はよくその煙突を登って、煙突の上から、駅の電車や、映画館の前に太極拳をやっている人々も見えた。煙突の下に、いろんな野菜と花が植えられ、「降りろ!危ないぞ!」と言って、母親が僕に手を振っていた。外から見ると、区中心にある「農家」で、しかも、高い煙突が聳えていた。

 秋になると、コスモスが咲いて、僕はミツバチを捕まえたり、鴨を追いかけたりした。疲れたら、部屋の中に戻って、中国饅頭に砂糖をつけて、食べてから、また外に遊びに行った。冬になると、庭の中に真っ白になって、父親と僕は雪だるまを作った。僕はよく煙突の下から、降っていた雪を仰ぎ見た。雪は煙突の上から散るように見えた。

 僕は、幸せだった。花、鴨、饅頭、雪だるま、煙突などは僕の世界の全てだった。10年前に、新しいマンションを作る計画があった。僕の家、庭、コスモスなどは全部なくなった。残ったことは、その煙突しかなかった。

 

子供時代の家  V1

子供時代の家
2009年2月8日
 ナンサ、中国東北部に山に囲まれる小さな町で。「朝鮮松の故郷」と呼ばれっているところです。子供時代から、僕はこの町で幼稚園、小学校、中学校、高等学校時代を経て、ほぼ20年の歳月を暮らした。家はこの町の中心に、駅から徒歩10分、区役所から徒歩10分、とても便利な所でした。ただし、僕の家は、マンションではない、一戸建てではなかった。
 僕の家は、ある横町のコナーにあった。その横町には、20世代の家は繋がっていて、各世代が自分の庭を持っていた。僕の家は、一番大きい庭がまち、庭のなかに、高い煙突があった。なぜか、僕にも理解できなかった。確かに、高い煙突があって、僕はよくその煙突を登って、煙突の上から、駅の電車や、映画館の前に太極拳を遣っている人々も見えた。煙突の下に、いろんな野菜と花が植えられ、「下がれ!危ないぞ!」母親が僕に手を振っていた。外から見ると、区中心にある「農家」で、しかも、高い煙突が聳えていた。
 秋になると、コスモスが咲いて、僕はミツバチを捕らえたり、鴨を追いかけたりした。疲れったら、部屋の中に戻って、中国饅頭に砂糖をつけて、食べてから、また外に遊びに行った。冬になると、庭の中に真っ白になって、父親と僕は雪だるまを遣った。僕はよく煙突の下から、降っていた雪を仰ぎ望んだ。雪は煙突の上から散ると見えた。
 僕は、幸せだった。花、鴨、饅頭、雪だるま、煙突などは僕の世界の全てだった。10年前に、新しいマンションを作る計画がありました。僕の家、庭、コスモスなどは全部なくなった。残ったことは、その煙突しかなかった。

2009年2月7日星期六

オムレツのつくり方

オムレツのつくり方1

〔材料〕(1人前) 卵:3個  胡椒:少々

         塩:少々  バター:適当な量

〔作り方〕

�     卵を割って、ボールに入れる。

�     卵を掻き混ぜる。白身は切るようにして、掻き混ぜる。このとき、泡立てないように気をつける。泡立てると、できあがりがきれいにならない。

�     塩を少し入れて、味をつける。胡椒は、入れなくてもよい。

�     多めのサラダ油をフライパンに入れて、火にかける。

�     バター(またはサラダ油)を入れる。バターを使うときは、バターがこげないように気をつける。

�     バターが全部とけそうになったら、卵を全部一度に流し入れて、強火にする。

�     フライパンと箸を、両方、動かして、掻き混ぜる。

�     かきませたときに、フライパンの底が見えるようになったら、フライパンを45度くらいに立てて、卵を前の方に送り、次に、左右を中に向けて折り込む。

�     フライパンの柄を、トントンとたたいて、卵を回転させる。

�     皿に移す。

強火:つようび  掻き混ぜる:かきまぜる

泡立てる:あわだてる 柄:え 


オムレツのつくり方2 〔長田弘(1987) 「朝食にオムレツを」〕

ピーマンを小さく角切りにした。

トマトも小さく角切りにした。マッシュルームを薄切りにした。

チーズも小さくコロコロに切った。


ボウルに4コ、卵を割りいれた。

泡立てないように掻き解した。  (掻き解す:かきほぐす)

ピーマンとトマトとマッシュルームとチーズと

生クリームと塩と胡椒を加えた。


厚手のフライパンにサラダ油を注いだ。

熱して十分になじんでから油をあけた。

それから、バターを落として熱しておいて

掻き混ぜた卵液を一度に流し込んだ。


中火で手早く掻き混ぜた。  (てばやく)

六分目くらいに火が通ったら返すのだ。

そのとき、まちがいに気がついた。

きみは二人分のオムレツを作ってしまったのだ。


別れたことは正しいといまも信じている。

ずいぶん考えたすえにそうしたのだ。

だが今朝は、このオムレツを一人で食べねばならない。

正しいということはとてもさびしいことだった。