2011年3月26日星期六

[10]そんなぁ~

[10]そんなぁ~

社長:「いやぁ~、よくやってくれたね。」

平田:「いえいえ、わたくしは何も…。ただ社長のおっしゃったように

動いただけで何も…。」

社長:「いやいや、君の話しのもってき方が良かったんだよ。」

平田:「そんなことは…。

   それより社長、あの時、あの時お話になった件ですが…」

社長:「何のことだ?」

平田:「私の昇進の件ですが…。」

社長:「ああ、あれか。」

平田:「今回の件が上手くいけば、本当に昇進できるのでしょうか?」

社長:「ん~、そうしたいのは山々だが、なかなか適当なポストの空きがねぇ。」

平田:「えっ!では昇進の話しは…。」

社長:「ま、しばらく保留ということで。」

平田:「そんなぁ~。」

★ 「君の話しのもってき方が良かったんだよ。」、書き言葉にすると

「君の話のもって行き方がよかったのだ。」

★ 「えっ!では昇進の話しは…。」最後の…はどうな言葉が省略さえているでしょう?

「では昇進の話しはなくなったんですか?/白紙になったんですか?」

★ 今日のポイント

尊敬語

【尊敬語「おXXXになる」】

【尊敬語「おXXXになる」】

Ⅰ尊敬語

「お+(動詞のます系)+になる」=尊敬語になります。

「漢語+します」は、「ご(漢語)になる」という形になります。

注意:一音節の動詞「来る」「見る」「する」「寝る」「居る」などは、「お~になる」という形にはできません。しかし「出る」だけは、「お出になる」となります。」

★例文

1「この絵をお書きになったのは、木村先生です。」

2「危ないですから、お立ちにならないでください!」

3「長旅でお疲れになったでしょう。」

4「来週のパーティーは、ご出席になりますか?」

5「この契約書の内容をご確認になってください。」

6「こちらにお名前をお書きになってください。」

7「まず 説明書を お読みになってください。」

※ 5,6,7は、短い形で使われることが多い。

⇒短い形とは?日常的には、「お(ご)~です」「お(ご)~ください」という形が多い。

* 5「この契約書の内容をご確認ください」

* 6「こちらにお名前をお書きください。」

*7「まず 説明書を お読みください。」

★ 例文

8「エスカレータにお乗りの際は、お足元にご注意ください。」

⇒お乗りになる際は、お足元にご注意になってください。

9「お客様がお着きです。」

⇒お着きになりました。

10「ベッドを お連れの方は、ご入店をご遠慮ください。」

⇒お連れになっている方は、ご入店をご遠慮になってください。

★ 練習

1「山田様、いらっしゃいましたら、お近くの店員までご連絡になってください。」

2「お脱ぎになった靴は、各自お持ちになってください。」

3「バスが動いている間は、席をお立ちにならないようにお願いいたします。」

4「どなたか、この傘をお忘れなったようです。」

5「こちらのカードは、今月までご利用になれます。」

6「お使いになったものは、必ず元の場所にお戻しください。」

7「加藤さんは、いつ中国へ出発になったんですか?」

8「このTシャツのデザインは、皆様でお考えになったのですか?」

9店員:「お客様!お客様がお探すになっているものは、こちらですか?」

お客:「はい、それです!有難う御座います。」

10「よろしければ、このCDを一緒にお聞きになりませんか?」

Ⅱ尊敬語

行く・来る、いる⇒いらっしゃいます・おいでになります

★「来る」は、「みえます」「お見えになります」「お越しになります」という形で尊敬を表すこともある。

食べる・飲む⇒召し上がります。

言う⇒おっしゃいます

する⇒なさいます。

見る⇒ご覧になります

知っている⇒ご存知です・ご存知でいらっしゃいます

くれる⇒くださいます

死ぬ⇒亡くなります。

■「亡くなります」は「亡くなられる」、「お亡くなりになります」という形で使われることが多い。

上記は、尊敬動詞といわれ尊敬語の中でも良く使われ、一番敬意を表していると言われるものです。これらには、特別な法則が無いので、数もすくないため全て覚えましょう!

★例文:

1「今度のご旅行は、どちらにいらっしゃいますか?」

2「社長は、ただいま会議室においでになります。」

3「今、何とおっしゃいましたか?」

4「先生が、わたしに資料をくださいました。」

5「あの教授の書かれた本をご覧になりましたが?」

★練習

1「新しい先生は、いつからこちらへいらっしゃいますか?」

2「娘さん、来月ご結婚になさるそうですね。おめでとう御座います」

3「すみませんが、もう一度お名前をおっしゃっていただけませんか。」

4「部長が、入院されたのをご存知ですか。」

5「山田先生の作品を、先日の展覧会でご覧になりましたか?」

6「飲み物も食べ物もたくさんありますので、どうぞ お好きな物をご自由に明仕上がってください。」(お召し上がりください。)

7お休みの日は、何をしていらっしゃいますか?

8川口さんは、明日からアメリカへいらっしゃいるそうです。

2011年3月16日星期三

[8]探して

[8]探して

兄「無いなぁ…。ここにも無いなぁ。どこいったんだぁ?!」

妹「何、探してんの?」

兄「あ?財布だよ、財布。確か机の上に置いといたんだけど…

  おまえ、しらないか?」

妹「知らな~い。そうせまたかばんの中に入れっぱなしとかじゃないの?」

兄「かばんの中?入れた記憶はないなぁ。昨日からカバンを触ってないからなぁ…

  たぶん机の上か そこらへんだと思うんだけど…。」

妹「ぜったい?じゃあ、これ何?」

兄「うわっ!それ俺の財布!どこにあった?」

妹「お兄ちゃんが いっつも使ってるかばん中に 入ってたよ。」

兄「ええ-、おれがカバンさわったっけ?…あっ!触ったわぁ。触った。」

妹「みつけたげた料、ちょうだいね。」

解釈:

★そこらへん」:那一带。

★見つけたげた料、」話し言葉です。書き言葉にすると「見つけてあげた」

Mi tu ke te a ge ta

見つけてあげた

ここで子音(しいん)の後に、母音(ぼいん)二つがあります。この場合には、読みにくいから、前の母音を省略することができる。

Mi tu ke ta ge ta

見つけたげ

★兄貴(あにき) 姉貴(あねき)

★釘付け(くぎづけ)

目を奪われてその場に釘付けになる。

★めまい (眩暈、目眩)

めまいを感じる。

めまいのするような高さまで登った。

★置いとく⇒置いておく

話し言葉「机の上に置いといたんだけど」

書き言葉「机の上に置いておいたのだけど」

★ポイント

自動詞他動詞

「入れっぱなし」「入れた記憶」「入ってたよ」

自動詞他動詞

自動詞他動詞

★例:文化の違いから説明

日本語:お茶が入りました。(自動詞)

中国語:お茶を入れました。(他動詞)

本当は「お茶を入れました」ですが、日本人が相手を押し付けないように話しますから、「お茶が入りました」といいます。

★例文

1、ぶつかる、ぶつける

他「昨日、電柱に車をぶつけてしまって。。。」

自「昨日、車が電柱にぶつかってしまって(ぶつかっちゃって)…。」

2、浮かべる、浮かぶ

他「この紙で作った船を、浮かべてみよう!」

自「この紙で作った船は、浮かぶかな?」

3、冷める、冷ます

自「このお風呂のお湯は 熱すぎるので少し冷めるのを待とう。」「お湯が冷める」

他「このお風呂のお湯は熱すぎるので少し冷まそう」「お湯を冷めす」

4、引っかかる、引っかける

自「あらら、服のすそが釘に引っかかっちゃった。」

他「あらら、服のすそを釘に引っかけてしまった。」

5、開く(あく)、開ける(あける)

他「あ~、蒸し暑いから店のドアを、開けとこう!」

自「あ!蒸し暑いから店のドアが、開いてる!」

6、決まる、決める

自「来月の旅行の詳しい内容が、決まったよ!」

他「来月の旅行の詳しい内容を早くきめようよ!」

★練習

1、倒す、倒れる

自:風で木が倒れている。

2、集まる、集める

他:彼は人形を集めている。

3、始まる、始める

自:もう試験が始まっています。

4、消す、消える

パソコンが消してあります。

5、壊す、壊れる、届ける、届く

自:テレビが壊れたので、見られません。

6、見つける、見つかる

他:お金を見つけて、警察に届けました。

自:お金が見つかって、検察に届きました。

7、見つかる、見つける

他:先生がカンニングを見つけました。

自:先生にカンニングを見つかる。⇒みつかっちゃった。⇒見つけられる

2011年3月6日星期日

どうぞ[7]

どうぞ

高橋「あのお…大丈夫ですか?なんだか顔色が悪いですよ。」

橋本「…ええ、大丈夫です。急にお腹がきりきり痛み出して…

   おそらくひえたんだと思います。もうちょっとすれば、よくなりますから。

   お気遣いありがとうございます。」

高橋「そうですか…でも、こんな所ではなんですから…

   うちの店にどうぞ。すぐそこの喫茶店なんですよ。

   あったかい飲み物でも出しますから、休んでってください。

   あ、もちろんお代はいりませんから。」

橋本「いえ、本当に大丈夫ですから。」

高橋「遠慮なんていいんですよ。ささ、どうぞどうぞ。」

橋本「そうですかぁ?…では、お言葉に甘えて、少しだけ。」

高橋「どうぞどうぞ、どうせ今の時間帯は、お客さんも少なく暇ですから。」

「なんだか顔色がわるいですよ」…「なんだか」は「なんとなく」と同じような意味です」。はっきりとした理由はわからないけど、そう思う、といった意味です。

「こんな所では なんですから」…「なんですから」は、よく使われます。

在这个地方,有点那个吧…

理由がたくさんあって、いいたくない時。

例えば、「あれなんですから」

「お言葉に甘えて」…親切な相手の申し出を素直に受け入れることです。慣用表現ですので、覚えておくとよいでしょう!

「どうせ」例文

1、あいつ、昨日からブログ始めたらしいけど、どうせ長続きしないよな。

2、どうせ、私にはむりですよ。

3、また、あの子彼氏がかわったの?そうせすぐ別れるのに…かわいそうね彼。

4、どうせあたらないなら、10枚買おうが20前買おうが同じじゃない?「どうせ~なら」

5、そうせあたってないんだから、はやく結果をみなさいよ!「どうせ~の(ん)だから」

6、どうせすぐに捨てるなら、私にください。

反正马上就扔了,给我吧。

7、そうせすぐに捨てるから、あげてもいいですよ。

反正马上就扔了,给你也可以。

   

痛み(病気などからだの状態)の表現一覧

痛み(病気などからだの状態)の表現一覧

1、「がんがん」頭が何度も何かに強く叩かれたような痛み

「二日酔いで頭ががんがんする」 

2、「しくしく」刺されたような鈍い痛み

「歯がしくしく痛む」

3、「ちくちく」針のような細い物で何度も刺されたような痛み 

針でちくちく刺す。

良心がちくちく痛む

4、「じんじん」しびれるような思い痛み

正座をしたら足がじんじんする。

寒さがじんじんと骨身にしみる。

5、「ずきずき」脈をうつような痛み

虫歯がずきずきと痛む

頭がずきずきする

6、「ひりひり」辛いものを食べた後のような痛み 

日に焼けて肌がひりひりする。

7、「ずきんずきん」非常に強い脈をうつような痛み

「ずきずき」と同じ

8、「ずきん」非常に強い 一回だけの痛み

9、「きりきり」横から差し込むような強い痛み

胃がきりきりする。

10、 「ごろごろ」目の中に何かモノが入っているような感じ

目にごみが入ってごろごろする。

11、 「むずむず」何かがはい回るようなくすぐったい感じ

「鼻がむずむずする」

「口を出したくてむずむずする」

12、 「だれだれ」鼻水が流れ続けて自分では止められない状態

13、 「むかむか」胃が重くて吐きそうな感じ

胃がむかむかする

14、 「ちかちか」強い光などの刺激で目を開けてもモノがちゃんと見えない

まぶしくて目がちかちかする

15、 「つんつん」強烈なにおいなどで鼻の奥が刺激される感じ

16、 「ふらふら」まっすぐ立てなく、左右にゆれているような感じ

熱があってふらふらする。

17、 「くらくら」めまいがして、体が倒れそうな感じ

熱が高くて頭がくらくらする。

18、 「どきどき」心臓が激しくうつような感じ

19、 「ぐらぐら」歯が、今にも抜けそうな感じ

奥歯がぐらぐらする。

20、 「どん」お腹に重たいものが入っているような感じ